皆様は錆止めや防止はどのように対策していますか?
錆対策にも色々ありますが、私的にお手軽にできる対策の一つとして【ジンクコート(ジンクスプレー)】があります。
今回はジンクコートの効果やおすすめの使用方法について紹介していきます。
ジンクコート(ジンクスプレー)とは
ジンクスプレーとは、亜鉛末を主成分とする防錆剤です。
亜鉛メッキと同様の防錆効果を発揮する塗料で、主に、鉄部の防錆、特に亜鉛メッキ面の補修や、溶接部の防食に使用されます。
ジンクスプレーの特徴
ジンクスプレーには
- 高い防錆力
- 幅広い用途
- 汎用性の高さ
- 耐熱(商品による)
等があります。
亜鉛を使用しているので、亜鉛メッキのような防錆力があり、鉄骨、鉄管、タンク、橋梁、船舶、産業機械など、様々な鉄構造物の防錆に利用できます。
もちろん自動車にも対応しています。
おすすめの使い方
多様な場所で使用できるジンクスプレーですが私的におすすめの使い方は、自動車のマフラー等です。
自動車のマフラー等は熱が入っては冷めてを繰り返しますし、雨風等にも直にさらされています。
また冬場では、凍結防止剤により錆びやすくなります。
ジンクスプレーは耐熱性に優れているタイプもあり、マフラーのような熱が入る部品にスプレー施工することができます。
また溶接後等にも、ジンクスプレーを使用することで、錆びにくくすることができます。
ジンクスプレーを使用してみて
ここからは私個人の感想になってしまい申し訳ないのですが、実際に自動車のマフラーにジンクスプレーを施工しました。
自家用車にも施工しましたが、錆びて穴の開いてしまったトラックのマフラー修理後にも施工させていただきました。
トラックのマフラーは、自家用車に比べると面積も大きく、雨風にもよりさらされます。
更に溶接修理後は熱により錆びやすくなってますので、ジンクスプレーで防錆施工しました。
数十台このようの修理をしてきましたが、ジンクスプレーを施工した箇所は、かなり長持ちしていました。
私個人の自家用車のマフラーにも施工してありますが、錆びによる穴開き等はありませんでした。(定期的にメンテナンスをしていますが、約6年問題はありませんでした。)
アンダーコートとの併用
ジンクスプレーは自動車のシャシー(下回り)等にも使用できます。
マフラーの熱を受けやすい箇所や、水の溜まりやすい箇所にジンクスプレー施工をし、その後にアンダーコート等をすることで、より防錆効果が高くなります。
シャーシブラックやアンダーコートに関する記事も、合わせて読んでいただければ幸いです。
まとめ
防錆効果の高いジンクスプレーを紹介してきましたが、ジンクスプレーは汎用性も高く、様々な場所で使用できます。
また熱にも強いタイプがあるため、通常のアンダーコート等が使用できない箇所への施工も可能です。
ただし、全く錆びないということは無く、定期的な施工(点検)や、下処理が大切になってきます。
スプレータイプは使い勝手も良いため、是非一度使用してみてはいかがでしょうか?
PRO HONPOではジンクスプレーに関する商品も取り扱っております!
また塗装に関する記事も書いていますので、合わせて読んでいただければ幸いです。
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