車の傷が直る!?高性能クリヤーを紹介!

傷を自己修復する!? そんな高性能クリヤー塗装を紹介します! 塗料

皆様こんにちは、今回は塗装の仕上げであるクリヤー塗装についてお話していこうと思います。
車等をピカピカのツヤツヤに仕上げると、見た目もグンッと良くなりますよね?
そんなとても大切なクリヤーですが、まずはどんな歴史があるのでしょうか?

・クリヤーの小史

まず日本でウレタン塗料が世に出てきたのは主剤:硬化剤の比率が4:1のウレタンクリヤーでした。
しばらくしてさらに乾燥の速い10:1のクリヤーが主流になっていきます。
乾燥が遅い塗料を使うとゴミが付きやすくなるので、まず塗装環境(塗装ブース)を整えなければなりませんでした。

その頃の日本はまだブースの普及率が低かったため、光沢には多少目をつぶっても作業性の良い速乾塗料(10:1)が主流でした。

一方欧米ではずっと2:1のクリヤーが主流で、やがて日本へも輸入されるようになります。
そして外資の影響をうけて日本の塗料メーカーも2:1のクリヤーが発売されるようになりました。
この頃から硬化剤の比率が多いほど光沢は良いが、乾燥は遅いという概念が出来上がります。

これは主に指触(ししょく)乾燥のことを指しています。指触乾燥とは、塗装面を指で軽く触っても指紋が付かないようになるまでの時間のことを指します。

10:1は指触が速く2:1は指触が遅いという意味です。

国内外の塗料メーカーから特徴的なクリヤーが発売されるようになり、概念は変わりました。

・良いクリヤーの条件

①塗装時は伸びて垂れずに、塗った状態のまま痩せない

それでは具体的に説明していきます。

両方を実現するためにはハイソリッドであることが鍵になります。
ハイソリッドとは揮発成分が少なく、固形分が多い。乾燥して塗膜として残っている割合が多い。なおかつ、塗料を低粘度にできることです。

伸びて垂れない相反することですが、ハイソリッド化により可能になりました。

②塗ったまま固まる 痩せない

希釈剤が多く入る塗料は、シンナーが蒸発すればその分必ず痩せていきます。

ハイソリッドは揮発分が少ないので「塗ったときのまま固まる 痩せない」のです。

③希釈(きしゃく)の目的

普段、メーカーのマニュアル通りに塗料をシンナーで薄めていますよね。

何故薄める必要があるのでしょうか?

スプレーガンの先は1.3mmくらいの穴があり、その細いノズルから塗料を出して噴霧します。
ネタの濃い塗料は細いノズルから出にくいので、塗料を溶剤で薄めてスプレーガンからスムーズに出るようにするためです。

・新車の高機能塗装の概念が変わった

昨今、車の塗装の種類は【フッソ・耐スリ⇒自己修復型へ】という流れになってきました。

出始めのフッソ・耐スリは、硬い塗装はキズが付きにくいという考え方で作られたものです。

新車の製造ラインでは焼付け塗料が使用され、補修用は常温乾燥型塗料を使うので塗料の種類は異なりますが、補修塗装も新車と同じようにその機能を満たさなければなりません。

ところが、補修塗装する者にとってはちょっとやっかいで「磨きに時間が掛かる」と現場から敬遠されてました。
ゴミ処理のあとのペーパー傷を消す作業が大変だからです。
それが私達塗料販売でも、フッソ・耐スリ補修用塗料の需要が伸びなかった理由です。

・自己修復型セルフ・リストアリングコートとは

ボディに多少のキズがついても自然に元へ戻る塗装のことです。

皆様はこんな経験はありませんか?

「ドアハンドルの内側の傷が気になる」「洗車をした後に洗車傷が目立つ」

このような小傷を自動的に修復してくれる塗装のことです。

新車の製造ラインでは焼付け塗料が使用され、補修用は常温乾燥型塗料を使うので塗料の種類は異なりますが、補修塗装も新車と同じようにその機能を満たさなければなりません。

工場を廻さなければならない塗装現場で望まれるのは作業性に優れた自己修復クリヤーになるのではないでしょうか。

一部にはなりますが、各メーカーの高機能塗装一覧表を載せておきます。
参考になれば幸いです。

メーカー自己修復型クリヤーお勧め製品
日ペイージス(3:1)TSクリヤー2
ロックエコロック アンチスクラッチクリヤーBP

・まとめ

本日は車塗装の仕上げになるクリヤーについてお話させていただきました。

昨今では色々なクリヤー塗料も出てきており、今回紹介した高機能塗装もその一つです。

傷が付きにくいクリヤーから自己修復できるクリヤー。
そしてそんなクリヤー専用の塗装ガンも実はあるのです。
専用のガンに興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください!

クリヤー塗装専用ガン デビルビスDV1-C1+(C2+)を紹介!


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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