仕上がりが違う!サフェーサー専用スプレーガン!究極の仕上がりは究極の下地から!

スプレーガン

塗装の工程で絶対に外せないのが下地ですが、下地にはサフェーサーを使用します。

下地が綺麗に出来ていなければ、上塗りも綺麗に仕上がりません。

ですがサフェーサー専用のスプレーガンがあるのをご存じでしょうか?

今回は使って絶対に損はしないサフェーサー専用ガンを紹介していきます。

 

サフェーサー専用ガン

皆様の中にはサフェーサーに専用のガンが必要なの?と思いの方もいらっしゃると思いますが、実は専用のガンを使うことで仕上がり等にかなりの差が出てきます。

今回紹介するのがデビルビスの【LUNA2X-PR(ルナ2クロス プラサフ用)】です。

実際に他のスプレーガンと比べてみたのですが、その差はかなり違ってきました。

 

LUNA2X-PR

現状皆さんはプラサフ用のガンはどうされていますか?

「そこら辺に転がってる古いガンを使ってる」大半がこういう方ではないでしょうか。

 


▲工場にひとつは転がってる塗料でコテコテのプラサフ用として使われているW100

 

「プラサフなんて塗ってしまえば、後でペーパーをかけるし仕上がりなんてどうでもいい」

「ましてや専用ガンなんてもったいない。使わなくなった古いガンで十分。」

 

たしかに地場のお客様でもそんな方が多く、プラサフ用のガンを持っている人はほとんどいません。

実はプラサフ用のガンが国内ではほとんど発売されておらず、それらの必要性もあまり伝わっていないのが現状だからです。

国内ならアネスト岩田のW-101-162BPG(現行はKIWAMI1-16B2)がそれに当たり、ほぼそれしか流通していなかったんじゃないでしょうか。

しかし、塗料もどんどん変わっていく中でプラサフも同じように変化が見られます。

昨今のプラサフの特徴として挙げられるのが【厚塗り】ができる【高粘度】のウレタンプラサフです。

これらのプラサフを今までのように使わなくなった古いガンで吹けばいったいどうなるのか。

246+と比較してテストを行いました。

 

LUNA2X-PRとの比較

まず今回使ったウレタンプラサフは日本ペイントのプロV1です。

メガV1に比べ粘度は控えめなのでそれでも厚塗りが可能か試してみました。

そしてLUNA2X-PRと比較するのは、先ほども出たきた使い込まれたアネスト岩田のW100です。(LUNA2X-PRのエアキャップは246+を使用)

 

まず肌は一目瞭然。


W100はわかりやすいぐらいにゆず肌です。

 

次にLUNA2X 246+はW100に比べフラットな仕上がりです。
この時点で差がはっきりと出てきました。

「下地は結局磨いて馴らすから、ゆず肌でも問題ない」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、次に実際研磨をして比較してみました。

 

 

研磨後の下地の差

ではどれぐらいラウンドがないのか確認しようということで、乾燥後、上から黒のラッカーを薄く塗り、ペーパーでさっと研磨してみました。

W100の場合はグレーと黒がまだらになり、研磨しても黒い部分が残っています。
黒い部分=凸凹の凹んでいる部分です。
これはどういうことを意味するかというと、このラウンドを全て平滑にしなければ次のベースコートには移れないため、相当な時間をかけペーパーを当てなければなりません。
もちろん谷の部分の高さに合わせるため山の部分のプラサフははっきり言って無駄になります。
厚塗りしたと思っても結局多くを削り落とす結果になります。
そして次に【LUNA2X 246+】はどうなったか。
W100と比べると一目瞭然です。

黒い部分がW100に比べ少ない結果に。
これはラウンドが少なく、仕上がっている証拠。

これによってベースコート前の研磨が少なくなり、ペーパー代はもちろん結果作業時間も短縮され効率アップに繋がります。
また厚塗りも可能です。

 

 

LUNA2X-PRの仕様

LUNA2X-PRの仕様は以下の通りです。

 

 

 

まとめ

今回はサフェーサー専用スプレーガン【LUNA2X-PR】を紹介しました。

塗装において下地は非常に重要で、仕上がりに直結してきます。

専用スプレーガンを使用することで研磨にかかる時間も短縮でき、厚塗りも可能なので、結果効率が上がり仕上がりも良くなります。

たかが下地されど下地、皆様もこの機会にサフェーサー専用ガンを手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

PRO HONPOでは今回紹介したLUNA2X-PRも取り扱っております。

PRO HONPO LUNA2X-PR

 

 

他にも塗料やスプレーガンに関する記事も書いています。

よろしければそちらも合わせて読んでいただければ幸いです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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