
皆様こんにちは。
エアブラシを購入する際に色々悩んだりしませんか?
その中でも【トリガー式】と【プッシュ式】でどちらが良いのと思うことがあるのではないでしょうか?
今回はそんなエアブラシを選ぶ上で重要になってくる、トリガー式とプッシュ式に
ついて書いていきます。
トリガー式とプッシュ式の違い
まずトリガー式やプッシュ式というのが何を表しているのでしょうか?
それは塗料を吐出する際のボタンを引き金のように絞り込むのがトリガー式で、上部のボタンを指で押し込む方式をプッシュ式としています。
それではそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
プッシュ式のメリットとデメリット
まずはプッシュ式を見ていきましょう。

まさにエアブラシといったシャープな見た目をしています。
そして塗料カップの後ろにボタンが付いていますが、このボタンを押し込むと塗料が噴出されます。
基本的にココを人差し指で押して塗装を行っていきます。
プッシュ式のメリット
プッシュ式のメリットは吐出量の微調整がやりやすいということです。
口径の小さめのエアブラシで小さな面積を塗る際や、微細なウェザリング表現を行う際に、真価を発揮します。
人差し指で操作が出来るので、感覚的な操作ができます。
プッシュ式のデメリット
人差し指に常に力が入っている状態になるため、長時間に渡って連続使用すると指に疲労感が出てきます。
疲労により指が疲れてしまうと、せっかくのメリットである細かな操作もやりにくくなってしまうため、長時間の連続した塗装には向いていません。
トリガー式のメリットとデメリット
次にトリガー式を見ていきましょう。

スプレーガンのようにトリガー(引き金)がついています。
このトリガー部分を人差し指で引いてやることで、吐出量をコントロールします。最近はこちらの方が主流になりつつあります。
グリップは機種によって有ったり無かったりですが、グリップの有るほうが握り心地も良いため、自然な感じで塗装ができます。
トリガー式のメリット
トリガー式のメリットは、ボタンがトリガーなので指が疲れにくく長時間の使用が可能ということです。
また、比較的大面積の塗装にも使い易いため、サフやクリヤー等の使用にも向いています。
トリガー式のデメリット
トリガー式でも勿論吐出量の微調整は可能なのですが、指先で細かなコントロールができるプッシュ式の方に軍配が上がると思います。
また、価格に関してもトリガー式はプッシュ式より若干高くなる傾向があります。
どちらのエアブラシが良いのか?
では結局どちらのエアブラシが良いのでしょうか?
結論どちらにもメリット&デメリットが存在し、一概にコチラの方が良い!ということはありません。
なので一番良いと思うのが【トリガー式はサフの塗装はメインの色の塗装・クリヤーの塗装等の大きな面積を塗装する際に使用し、プッシュ式はウェザリングやシャドー等の微妙な表現や、細かな物の塗装】と、このような使い分けが良いと思います。
勿論、人によってはトリガー式で細かな表現を出来る方もいらっしゃいますし、逆に全ての工程をプッシュ式で行う方もいらっしゃいます。
ですが最終的には個人の使用感が大きいため、自分のお気に入りのエアブラシを探してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は二種類のエアブラシについて紹介してきました。
まとめると
細かい作業やコントロール性ならプッシュ式で、面積の広いものや疲れにくさを重視するならトリガー式になります。
缶スプレーではできない作業もエアブラシならできることも多数あるので、興味のある方は是非エアブラシを使用してみてください。
もしエアブラシを購入して使ってみたけど、洗浄やメンテナンスの方法が分からないという方は下の記事を参考にしてみてください。
PRO HONPOでは多数のエアブラシも取り扱っております、一度覗いてみてください!


それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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