こんにちは。
今回は、色合わせの考え方に関して書いていこうと思います。
比色とは?
比色という言葉をご存じでしょうか?
比色とは、2つの色の違いを比べることを言います。比色には2つの方法があり、
①目視法
②測色機による測定
の2パターンがあります。
自動車補修の世界では、メタリックカラーやパールカラー等を測色機で読み取る
ことが難しく、最近まで目視法が主流でした。最近は測色機の性能が上がり、
メタリックやパールの粒の大きさも測色機で正確に測れるようになってきました。
光源による色の変化
自動車は、太陽光、蛍光灯、水銀灯などいろいろな光源の下を走ります。
どんな光源の下でも、補修した色は正確に合っている方が好ましいです。そのためには
色合わせの時に各種の光源下で比色する必要があります。
条件等色(メタメリズム)という言葉はご存じでしょうか?
2つの色が、ある光源の下では同色に見えるのに、別の光源の下では違った色に見える
現象をいいます。これは、2つの色の分光分布が異なるために生じる現象です。条件等色を
防ぐには、色見本に使われている原色と同じものを使用する必要があります。
そのためには、使用する塗料の原色に関して深い経験と知識が必要になってきます。
最近では測色機の性能が上がり、高い精度で原色を選別できるようになってきました。
(それでも100%ではないですが)
知識や経験は一朝一夕で身につくものではないため、測色機に頼るのも一つの方法です。
比色角度による確認方法
色を比べる際には、ある一方向から見ただけでは不十分です。特にメタリックカラーや
パールカラーなどでは、見る角度によって色味が変わって見えます。そのため、角度を
変えて比色をすることが重要です。
比色角度は下の①~③の角度で見るのが主流です。
①正面から見る
②正反射(45度)から見る
③(横から)すかして見る
↓こんな感じ

原色の比色角度についても、上記の角度が基本になってきます。
比色を行う際には、上記の3つの角度で確認するようにしましょう。
まとめ
今回は色合わせについて書かせていただきました。
光源(太陽光・蛍光灯・水銀灯)によって色味が変化したり、見る角度によっても変化したりと、色合わせは非常に難しいです。
屋外では色は合っているのに、外に出したら少し色が合わないということもありえます。
そのため測色機等を使い色味を正確に合わせたりしていきます。
目視で色を合わせるには室内や室外で色味を合わせないといけませんが、調色用ライトを使えばいちいち出入りしなくても色味を比較することが可能です。
スキャングリップ MULTIMATCH マルチマッチRニュー

調色には技術が必要ですが、こういった道具を使うことで効率も良くなっていきます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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