
皆さんこんにちは。
皆さんの中に塗装にエアブラシやスプレーガンを使用したい!と思われている方はいらっしゃいますか?
エアブラシ等を使用すれば、缶スプレーよりも繊細で綺麗な塗装も出来たりするので、一度は使ってみたいという方はいらっしゃるのではないでしょうか?
そのエアブラシやスプレーガンは圧縮空気を使用します。
ではその圧縮空気を作り出すにはどうすれば良いのでしょうか?
それはコンプレッサーを使用して作り出します。
今回はエアツールに絶対必要な【コンプレッサー】について紹介していきます。
コンプレッサーとは

コンプレッサーとは【圧縮空気を生み出す機械】です。
自転車のタイヤに空気を入れたことのある方ならイメージしやすいかと思いますが、空気を入れるポンプが【コンプレッサー】で、タイヤが圧縮空気を貯めておく【タンク】になります。
しかしその名前は聞いたことがあるけど「大掛かりな機械」「うるさい」というイメージを持っている人も少なくはないのではないのでしょうか?
実際に自動車の塗装や整備等で使用するコンプレッサーは大きなものが多く、原動機付自転車や自動販売機程のサイズのものを使われている所も多いのです。
ですがそれは使用するスプレーガンやその他エア工具が必要とする空気量が多い為、そのような大型のコンプレッサーでないとそれだけの空気が作り出せないのです。
小型のコンプレッサー
エアブラシ(小型スプレーガン等)に必要な空気量は非常に少ない為、専用のコンプレッサーは小型で静かなものが多く、また100Vという家庭用電源で使用することができます。
特にホビー系やルアー、ネイルやメイクなどは一度に吹き付ける面積も小さく、連続して塗ることもあまりないので、その中でも小さなコンプレッサーで十分だという場合もあります。


写真のようなコンプレッサーは卓上や室内に置くこともでき、軽量なため持ち運びをすることもできます。
(ただしコンパクトな分連続した塗装ではエア容量が足りなくなる場合があるため注意してください。)
静音コンプレッサー
しかし小型のコンプレッサーでも無音ということはありません。
ですが消音性を重視したコンプレッサーもあります。

写真はエアテックスのサイレント4というコンプレッサーなのですが、名前の通り静かなコンプレッサーです。
実際動かしてみたのですが、電源入れたよね?と思うぐらい静かでした。
ご参考までにサイレント4のスペックを記載しておきます。
圧縮方式 | オイル ピストン式 |
---|---|
最高圧力 | 約0.8Mpa ※定格圧力はエアブラシの口径等によって変わります。 |
空気吐出量 | 約45~約52L/min |
再起動圧力 | 約0.4Mpa |
タンク容量 | 7.4L(3.7L×2) |
電圧 | 家庭用単相100V(50Hz/60Hz共通) |
動作音量 | 39dB |
定格時間 | 30分 |
サイズ | 幅330×奥行360×高さ315(mm) |
オイル量 | 約200ml |
重量 | 16kg |
付属品 | ブレイドホースブラック(1.8mS-Sネジ)・吸気フィルター・ゴム栓 |
コンプレッサー以外の圧縮空気

コンプレッサー以外の圧縮空気を生み出すものとして【エアカン】と呼ばれる、圧縮空気が入った缶があります。
使用空気量の少ないエアブラシであれば、コンプレッサーといった電源を必要とする機械がなくてもエアカンを使えばどこでだってペイントが可能です。
しかし使っていけば段々と圧力は無くなっていきますので、安定した塗装は難しいかと思います。
少しの塗装や短時間の塗装用と思ってください。
まとめ
今回はエアツールには欠かせない圧縮空気を作るコンプレッサーについて紹介しました。
【コンプレッサー=大きい】と思われがちですが、家庭用100Vにも対応しているコンパクトな商品もあります。
またそのような商品は静かなタイプも多く、さらには静音性に特化したコンプレッサーもあるのです。
皆様もぜひ自分に合ったコンプレッサーを探してみてはいかがでしょか?
またこれから塗装を始めてみたい方ようのエアブラシ&コンプレッサーのセットもあります。
エアツールには欠かせない配管を接続するカプラや、エアブラシの洗浄等の記事も書いております。
よろしければご参考にしていただければ幸いです。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。